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お医者さんに行く前に

自覚症状により、成人成長ホルモン分泌不全を含む下垂体機能の低下が疑われた場合は、まず下垂体機能の検査を行います。
検査は、通常、内分泌の専門医により行われます。

問診

問診で、症状や今までかかった主な病気、身体所見や精神心理状態について調べます。

MRI検査

MRIで、下垂体およびその近傍の腫瘍の存在を調べます。

血液検査、尿検査

血液検査や尿検査で、下垂体から分泌されるホルモン及び標的となる内分泌臓器(副腎皮質、甲状腺、性腺)のホルモンの値を調べます。

これら検査により、下垂体の機能低下症が疑われた場合、下垂体ホルモンの「分泌刺激試験(負荷試験)」を行います。(成長ホルモンの「分泌刺激試験(負荷試験)」については次のページをごらんください。)

これらの「分泌刺激試験(負荷試験)」の結果、
下垂体ホルモンの分泌不全が認められた場合には、
それらのホルモンの補充療法を行います。

成長ホルモン分泌刺激検査

成長ホルモン分泌刺激試験は、成長ホルモンの分泌を刺激する薬を投与した後、一定の間隔で採血を行って、血液中の成長ホルモン分泌量を調べる検査です。
成長ホルモン分泌刺激試験は、使用される薬によって4種類があり、採血の間隔や試験に要する時間は、試験の方法によって異なります。

採血の間隔

インスリン投与の場合 ・・・ 30分ごとに投与後2時間まで
GHRP-2 投与の場合 ・・・ 15分ごとに投与後1時間まで
グルカゴン投与の場合 ・・・ 30分ごとに投与後3時間まで
アルギニンの場合 ・・・ 30分ごとに投与後2時間まで(インスリンとGHRP-2が主に用いられます)

成長ホルモン分泌刺激試験は入院して行う場合が多いですが、外来で検査を行っている医療機関もあります。

成長ホルモン分泌刺激試験の結果、診断基準をみたす治療が必要な
成人成長ホルモン分泌不全症と診断された場合は、
成長ホルモン補充療法を開始します。